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ジャーナル
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海外投資家との関係を緊密にする海外IR活動を支援

2022.08.19

IR活動のひとつに、経営陣やIR担当者が海外にいる株主や投資家を訪問してまわる、通称「海外ロードショー」があります。企業にとっては、海外ロードショーですべての株主や投資家と面談できれば理想的です。しかし、実際は日程の調整がつかずに面談が叶わないこともしばしばです。 IR担当者にとって、訪問できなかった株主や投資家には別の方法で自社のIR活動をしたいと考えるでしょう。そこで検討したいのが、ビデオ会議(TV会議)システムなどを使った個別プレゼンテーションです。


海外ロードショーは海外投資家との関係をつなぐ一大イベント

海外からの投資を重視する企業では、海外ロードショーは重要なIR活動として位置づけています。経営者やIR部門の責任者が自ら現地に出向き、株主や投資家に決算報告や事業戦略などのプレゼンテーションをするほどの力の入れようです。
海外ロードショーは何カ国もまわる長期海外出張で、訪問先も数多くあります。スケジュールも過密で融通がつきにくく、すべての株主や投資家と面談できるとは限りません。しかし、企業にとって面談できなかった株主や投資家との関係維持も同じように重要な課題です。そのため、海外ロードショーを補える別の手段があれば、検討する価値があるでしょう。

現地訪問できなかった投資家にビデオ会議やWeb会議でIR活動

現地訪問のできなかった株主や投資家には、遠隔コミュニケーションツールを使ってIR活動をするのが一案です。そこで活用したいのが、ビデオ会議システムやWeb会議システムです。
従来のような電話での会議との違いは、何といってもお互いに顔を合わせながら会話ができることです。これによって、遠隔地にいても十分臨場感のある意思疎通が可能になります。加えて、プレゼンテーション画像そのものを直接モニタ画面に表示できるので、プレゼンテーションでグラフや表を鮮明な映像で見せることができます。
海外拠点を持っている遠隔会議サービスと契約すれば、現地にいる技術スタッフを派遣して回線設備を整えることも可能です。プレゼンテーション中に音声が途切れるような想定外のトラブルも、こうしたサービスで防ぐことができるのです。映像を使った遠隔会議は、無料のビデオチャットサービスでも広く知られています。しかし、企業にとって一大イベントである株主や投資家に直接説明をする場面で、接続が不安定になるようなインフラ面でのトラブルは好ましくありません。専門のサービスを利用するほうが、安全で確実に会議を進行することができるのです。
遠隔コミュニケーションにビデオ会議を使うかWeb会議を使うかは規模によって決まります。企業の投資部門の関係者が会議室に集まって開催するような大がかりなプレゼンテーションでは、ビデオ会議システムが最適です。大画面ディスプレイを使ってのプレゼンテーションができ、複数の人の顔を表示できる利点があるからです。個人投資家の場合は、自分の席でパソコンを使ってのやり取りができるほうが好都合です。そのため、パソコンやタブレット端末での利用が便利なWeb会議システムがよいでしょう。

ビデオ会議やWeb会議の併用は海外投資家向けの関係をより密接に

自社の経営状況を知ってもらい、投資家の声をより聞いていくためには、直接対面して報告や議論をするのが最適です。それゆえ、企業側も海外ロードショーは今後も続けていくでしょう。
ビデオ会議やWeb会議を使った海外IR活動は、海外ロードショーで訪問できなかった株主や投資家へのIR活動を補う目的で使うのが望ましいといえます。むしろ、海外ロードショーと遠隔コミュニケーションツールを併用した海外IR活動は、これまで以上に緊密な関係構築ができると考えられます。
海外から日本企業への投資は活発になっているだけに、海外投資家との関係維持は重要度を増しています。海外ロードショーを補完する手段として、ビデオ会議やWeb会議システムを活用するのは有益だと言えるでしょう。

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