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ジャーナル
Journal

日立ハイテク様のオンラインセミナーのやり方

2022.09.06

電子顕微鏡や分析装置の製造・販売を手掛ける、株式会社日立ハイテク。今年(2015年)から、コーラス・コールアジア(CCA)のウェビナー配信サービス「Media Frame」を活用して、顧客向けオンラインセミナーのWeb配信を開始した。国内における、製品PRと情報提供の場の拡大を実現するとともに、海外進出というさらなる躍進を目指している。


オンラインセミナー聴講者を増やし、生情報獲得

電子顕微鏡や分析装置の製造・販売業界においては、各社とも専門家を招いた顧客向けセミナーを頻繁に開催している。日立ハイテクでもより良いやり方を模索し取り組んでいるものの、大規模なセミナーは東京・大阪2拠点での開催にとどまっていた。
そこで、より多くの顧客情報の獲得と、顧客からの多様な意見の吸い上げを目的として、オンラインセミナーの配信に乗り出した。CCAのウェビナー(ライブ・オンデマンド)配信サービス「Media Frame」を活用したオンラインセミナーについて、日立ハイテクの野村貴将氏に話を聞いた。

日立ハイテク 科学・医用システム事業統括本部 事業戦略本部 事業管理部
コミュニケーション戦略グループ 野村貴将氏

CSR向上につながるライブ・オンデマンド配信

今年2月に初めて、オンラインセミナーのライブ配信とオンデマンド配信の両方を実施し、2回目・3回目はオンデマンド配信を行った日立ハイテク。ライブ配信時は、セミナー会場での参加者約70人に加えて、100人を超える人がライブ配信によってオンラインセミナーを聴講したという。「遠方のお客様だけでなく、首都圏にお住まいでも日程の都合で当日ご参加いただけない方にも、聴講いただけるようになったのは大きなメリットだった」(野村氏)。聴講者からのアンケートでも、「今後も続けてほしい」「現地に行かなくても聴講できたので良かった」といった声がありオンラインセミナーのニーズを実感したという。
またオンラインセミナー、ウェビナー配信サービスというやり方を通じて、顧客への企業情報の提供の機会が増えた点もプラスだったと語る野村氏。オンラインセミナーは、CSRの向上という面でも役立っていると言えそうだ。

CCAに丸投げ!たった3人でライブ配信成功

オンラインセミナーの開催で苦労した点を野村氏に尋ねると「CCAさんに丸投げしているので、CCAさんが大変だったのでは(笑)」。初めてのオンラインセミナーでありながら、何と野村氏、CCA担当者、オンラインセミナー運営会社の担当者のたった3人で準備に当たったという。「オンラインセミナーのやり方はもっと大がかりなものだと思っていたが、3人だけで実施できたことに驚いた。当日も、CCAの方が小型のカメラとパソコンを持ち込んで、会場の隅で作業しているだけなので、思ったよりスムーズに簡単にできた」。導入のやり方の手軽さに加え、机ひとつ分ほどのスペースで実施できるコンパクトさも、CCAのオンラインセミナーの魅力だ。
オンデマンド配信の準備にあたっては、配信する映像やアンケートを、PC画面上にどのように配置するかを考えることに時間を割いたという野村氏。CCAの「Media Frame」は、決まったフォーマットがないため、顧客ごとに画面レイアウトをカスタマイズできるのだ。会社のロゴや配信映像・アンケートなどを、要望に応じて自在にアレンジできる。
今後は、PC画面のレイアウトの作成のやり方も含め、聴講後のアンケートの回収率を上げるための施策の展開を検討中だという。

海外でのセミナー開催で、新たな顧客の獲得へ。

将来的な一番の目的は、海外展開と語る野村氏。「まだ実現していないが、日本で開催しているオンラインセミナーの映像に、英語のテロップを入れて、海外に展開していきたい。グローバルに弊社の商品や情報を配信していくことも、大きな目的のひとつ」。
海外でセミナーを開催するための足掛かりとして、ライブ・オンデマンド配信によって、セミナーの様子を現地の代理店の担当者などに届けて、セミナーの内容を知ってもらいたいという。「そのために、まずは国内でオンラインセミナーを作り込んでから、海外にも展開していこうと思っている。今後、海外展開のやり方が確立できれば、これまで手が届かなかったエリアのお客様にアプローチできる。反対に、お客様からの製品などへのお問い合わせも、増えるのではないかと期待している」。
ワールドワイドなネットワークを持ち、海外でのサービス提供にも力を発揮するCCAとの連携で、オンラインセミナーの海外展開とその先にある新規顧客の開拓を目指し、常に効果的なオンラインセミナーのやり方を考えていきます。

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